ラズパイでサラウンドオーディオ その2・・ 制限あるが 2ch 192KHz/5.1(7.1)ch 96KHz ハイレゾ再生まで可能! ただし Auro-3D はうまくいかず(´Д`)

前回は Volumio を使ってサラウンドオーディオを試してみたのですが、チャンネルが入れ替わっていたり?して、問題がありました。
https://keik0320.hatenablog.com/entry/2023/07/20/200606

それと、CINEMA50の入力画面が48KHzになっているので、どうなっているのかその後調べていると、どうもラズパイでは標準のHDMI出力が 16bit/48KHzに制限されるとのことです。

以下引用
HDMI経由での音声出力は以前から可能だが、現行LinuxカーネルALSAには制約がある。HDMIで出力する場合、信号を受信する機器のスペックに関係なく、48kHz/16bitにダウンサンプリングする仕様なのだ。最大8chのマルチチャンネル再生に対応するが、やはり上限は48kHz/16bit。これでは、音源の価値が大きく損なわれてしまう。』
引用元
https://www.phileweb.com/sp/review/article/201708/15/2690_2.html

そのため、それ以上のハイレゾファイルについてはダウンコンバートされた状態でした。

実は先日の foobar の成功に気をよくして Auro-3D ファイルをラズパイから再生できないかと思ったのですが、既述のとおり、レートの変換を行うと Auro-3D 再生ができなくなるため、それ以上の出力ができないかと調べていました。

そこで先の記事にある MoOde を試してみたところ、今回は 96KHz 5.1ch と 192KHz 2ch の両方のファイルが、48KHz にダウンコンバートされることなく CINEMA50 に入力されることが確認されました。

 

 

スマホから再生できるのはとても便利です。

これはもしやと思い、先日の Auro-3D ファイルを試してみましたが、こちらは 96KHz/5.1ch としてしか表示されず、

残念ながら Auro-3D 再生はできませんでした。
見た目変換されていないように見えていましたが、どこかで変換されている様です。
その後いじくっていると、再生ファイル情報が詳述されることを発見したので確認してみると、

 

やはり、出力の段階で24ビットから16ビットに変換されてしまっています。
これじゃあ Auro-3D にならないはずだ、、、(´Д`)

上の引用元の記事ではMPDを通さずにWAVファイルをダイレクト再生しているので、24ビットで出力されているようですが、MPDを通してのFLACを再生ではだめなようです・・・(まだ理屈がよくわかっていませんが(汗))。

やはり、ほかの方法を試さないといけない様です(´Д`)

5.1chファイルまでは16ビットにダウンコンバートはされてはいますが、気楽に流すレベルでは便利に使えるので、もう少し試行錯誤してみます。