6BG6G というトッププレートの真空管は、有名な6L6系に近いスペックとされていますが、手元にマッキントッシュのA116(左端)

があるため保守用に、25年ほど前にCBSブランドの真空管を、10本まとめ売りで安くなっていたので購入しました。
これらは右手前にある、もともとアンプに附属してきたRCA製の格好良いST形状ではなくて 直管形状なのですが、ブラックプレートで背も高いので、それなりに様になりそうです。

(もう一箱(5本入り)あります(笑))
A116はモノーラルのプッシュプルアンプですが、最近またお手頃価格(後述(笑))でこの真空管が出品されているのを発見して、シングルアンプとしても一度使ってみたいなあ、と考えておりました。
今、サラウンドの高域ホーン用にと着々と(笑)集めているアンプがどういう訳か、6L6系シングルアンプなので、同族の6BG6Gのシングルアンプの音がどんなものか興味がわいてきました。
この球だとランニングコストが安いので、マルチチャンネルの場合助かるというのもあり、、、(笑)
いろいろ調べていたのですが、さすがに6BG6Gのシングルアンプとしての専用回路例は少ないです。
しかし、海外の書き込みとか見てると、『6L6Gと接続が違うだけだからプレートキャップ付きの変換アダプター(807とかでよく使われている下駄タイプ)を使って差し替えるだけでいい音で鳴ってるよ!!』という記載もあり、
『ホンマかいな?』と思いましたが、
『一から作るのも大変だし、変換アダプターも格好悪いから、ここはひとつ手持ちの 6L6G用のシングルアンプを改造してしまおう』と考えました。
比較的ゆったり配線されて改造しやすそうものがよいので、昨年手に入れて、
ビーム管接続 → 三極管接続 への改造歴があるコイツ
『アルテック604Eに繋いでみて驚きの出音\(^o^)/』 - サラウンドオーディオとOld Camera(旧 Yahoo blog: Lens Test より)

を6BG6G用に改造することにしました。
さてピン接続は、真空管の規格表を調べてみると、6L6Gがこうなっているのに対し、

6BG6Gではこうなっています。

プレートだけでは無くて、そのほかのピンも少し違いますが、なんとかなりそう。
早速裏ブタをはがして、ソケットを確認。
ラグ端子がいるかなあとおもましたが、
この真空管では 1・4・6番ピンは使われていませんので、
今回は4番端子をラグ端子がわりにして、プレートキャップへの接続の中継点に用いることにしました。
でもって、これを

このように繋ぎ変えると、

改造終了!!(笑)。
下の写真の右下の4番端子に接続されてる太く白い配線がプレートキャップに繋がっています。
ダメだったらすぐにもとに戻せるように(汗)、とりあえず左チャンネルだけ改造してみて、この状況で試験運転(笑)。

左chはCBSブランドの6BG6G、右chはシルバニアの6L6WGBです(ともに米国製)。
見栄えは左の方が背が高くてよいですね。
多少ノイズが目立ち、トッププレート管はやはり振動とノイズには弱いのかなあという印象はありました。
その後、スピーカーの左右を入れ替えたりしてみましたが、音色的にはあまり差を感じられ無い(と言うか私には聴き分け難い(汗))のでこのまま進める事にしました。
そうこうしているうちに、ヤフオクで競争入札がなく最終的に、1円で落札してしまったST管形状の真空管(送料が720円かかったので正確には『721円』真空管ですが(汗))が届きましたので、

(日本製らしいがメーカー不明、作動確認無しのジャンク扱いでした)
チェックしてみると、トッププレートの端子にキズ一つ無くピカピカで、一回も装着された事がなさそうでした。
早速動作試験。

差し替えて無事二本とも問題なく作動することを確認したので(^o^)、次の週末には残る右チャンネルの改造を行いました。
これで無事6BG6Gステレオアンプになりました(笑)。

また、これを契機に、外観的に少し冗長かな〜と以前から気になっていた木製サイドパネルを取り外し、

ちょっと精悍になりました(^o^)。
プレートキャップはマッキントッシュのA116保守用ですので通常よりも大型でちょっと間抜けな印象で少しこれを彷彿させますが(笑)、、、

(ちいかわ公式サイトより引用)
出力管のルックスが直管からST管形状になりましたので、整流管も似た形状のロシア製を装着。
出力管 6BG6G=日本製
ドライバー管 6SJ7=米国製
整流管 5U4G=ロシア製
ということで、
真空管は日米露の国際色豊かな(笑)アンプになりました。

『ヤハ!!』 結構趣あります(笑)。
その後は、潔くNFBの配線をニッパーでカットして(爆)、無事、無帰還 三極管接続の6GB6Gシングルアンプの完成です!!
いずれ機会を見てノイズ対策は行いたいですが、2m弱離れたリスニングポジションでは(老耳のため(汗))気になるほどでは無い(というか聞こえない(爆))ので、しばらくアルテック604Eでのステレオ再生で試聴を行なってみます。
いずれは Auro-3D システムに組み込む予定です。

整流管はその後、他の真空管とセットで安価に手に入れたメタル管にしてみました。
ドラーバー管とお揃いのRCA製で格好いい(^o^)
メタル管って目立ちません(真空管っぽくない)ので一般に不人気ですが、要は出力管が格好良ければいいので、これはこれでありかも、、、
次はドライバー管と出力管の間のカップリングコンデンサーの交換をやってみようと思っています。
できればオイルコンデンサーがいいかな~