サラウンドハイトをフロントハイトと同じA120に交換!!

Auro3Dさんが最近、第二層の低域の改善にサラウンドハイトのアップグレードが

有効であると書かれていましたが、

koutarou.way-nifty.com


私も(ローエンドですが(汗))以前の記事で予告(笑)したように、

keik0320.hatenablog.com

サラウンドハイトに使っていた JBl Control 1をフロントハイトと同じ A120 に交換しました。

下世話な話ですが(汗)、A120 については最近値下がりが激しく、どこでも2万円以下で売られており、沢山ポイントの付く日を選んで今回は実質1.6万以下で購入できました。
半年前にフロントハイトとしてA120を設置したときの半値で、うれしいような悲しいような・・・(笑)

実のところサラウンドハイトは左右の棚の上に置くだけなので最も設置が簡単だったのも安易に交換に踏み切った理由です(笑)。

 

(あいかわらず悲惨な環境です(汗))

 

交換時はばたばたしていたのでキャリブレーションは行わずに Control1の設定のままでとりあえずしばらく聴いてみました。


実際のスペックではユニットそのものは Control1が13cmウーファー、A120 が11cmウーファーとサイズダウンしているのですが、箱の造りが全然違うので単独のヒアリングではかなり A120 の方がしっかり低音が出ていました(安物小型SP独特のバスレフによるドンシャリの『ドン』ではありますが、、、(汗))。

交換の効果はかなり大きく、オルガンを含め低弦などもAuro-3D音源でかなり包まれるような感じになりました。

実際にSPに耳を近づけてみるとさすがに11cmウーファーからオルガンの音域はほとんど出ていないのですが、全体的な音場に効果を現しているのかなと感じました。

もちろんこのところ聴かせていただいた皆様の超高級システムと比較はできませんが(汗)第二層の4本が揃った効果は結構あったのではないかと思います。
安いのでもう1ペア買ってセンターハイトにも配置しようかと考えています(出来ればなんとか工夫して余った1本をVOGにも)。

 


先週末キャリブレーションできたので、計測データを比較してみました。

これが交換前の Control1の計測値

62Hz設定で、実際に50Hzくらいまで、

 

これが交換後の A120 の計測値

44Hz設定で、実際に48Hzくらいまで、

 

推奨補正範囲は18Hz下がっていますが、実際の計測波形を見ると低域が出ている範囲はわずか数Hzしか伸びていません。


Auro3Dさんも数Hzの差が大きいと書かれていましたが、そういうものなのか?(機器のレベルが違いすぎるので私の場合かなりプラセボだと思いますが(汗))

 

あと興味深い(というか謎)のは同じ A120 であるフロントハイトの特性との違いです。

サラウンドハイドの低域はフラットですが(第一層も低域は基本フラット)、フロントハイトは低域が明らかに持ち上がっています。

 

これは設置環境の違い(写真=フロントハイト)

によって生じる素のSPの特性を尊重したキャリブレーションなのか?
それともフロントハイトを意図的に持ち上げているのか?(さすがにそんなはず無いか?(汗))


特にデノマラ機種を使っておられる方でフロントハイトだけ波形が違っている方がおられるかお聞きしたいところです(価格コムで聞いてみるかな(笑))。


あとは、サラウンドハイト、センターハイトのターゲットカーブをフロントハイトに似せたカーブに補正してみてはどうか?・・・など色々と興味が出てきました。


しばらく音楽をまずは楽しみながら聴き込んで行こうと思います。