VOGのちょっとした増強(2倍盛り(笑))
Auro-3D用のVOGスピーカーについては以前の記事のように、『だんすぴ』を頭上50cmに吊っています。
夏のフォッサマグナツアーでハイエンドシステムをベースにしたAuro-3Dを聴かせていただき感銘を受けましたが、私も頑張って出来る範囲でハイトスピーカー群の改善を徐々に行っていきたいと考えていました。
その第一弾として先日、VOGの増強(2倍盛り(笑))をやってみました。
このようにだんすぴを2本にしただけですが(笑)。
単に2倍盛りという事に加えて、これだけ至近距離だと、左右の耳に届く前に回折?があるんじゃないかという事で、音の出所が多少左右に離れるのもいいのでは無いかと考えたこともあります(笑)。ひょっとしたら頭の幅に合わせてもう少し左右を離した方がよいのかも・・・。しかしそこまでやると限りなくヘッドフォンに近いですね(笑)。
まあともあれ作業を進めました。
最初は並列接続にしてみたのですが、Dirac Liveのキャリブレーションでレベルが高すぎて(なんせLPから50cmですので(汗))、調整範囲外だったので直列接続にしました。
スピーカーケーブルも長いし、インピーダンスを上げておいた方がよいかな?という意図もあり。
さて聴感ですが、もともとVOGはかすかにしか鳴っていないので存在感は無く、ものすごい変化は感じませんが、こころなしか(かなりプラセボ?)頭上への拡がりは増した様な気がします。
計測上はどうなのかな?と思いましたので、前後のDirac Live測定データーを比較してみました。
これがだんすぴ1本
無理矢理低域を引っ張って80Hzの設定。
真ん中が補正想定ラインですが、-10dBが100Hzよりちょい上という感じです。
一方2倍盛り
無理矢理低域を引っ張って50Hzの設定。
補正想定ラインは、-10dBがちょうど90Hzくらいでちょっとだけ低域が伸びています。
中高域は同じ様な感じですね。
これ以上やるには重いSPを吊らないといけないのでかなり先になりそうです。
その他のハイト群の見直しを先に進めようと思います。