ハイトスピ-カーのチェック方法と見直しについて
私はハイトスピーカーがバラバラで、フロントハイトがJBLのA120、サラウンドハイトとセンターハイトがControl1、VOGが『だんすぴ』となっています。
サラウンドハイトについては早く設置したいので手頃なControl1を設置しました。
『まあサラウンドハイトだから多少落ちてもよいかな?』と思ったからなのですが、みなさまのご意見をお聞きするとやはりサラウンドハイトも重要な役割を果たしていると・・・
先日Auro3Dさんのブログで、Tomyさんが『ハイト群をステレオで聞き比べたい』と書き込まれていたので、『たしかに聞き比べたことがないなあ』とおもい、何か方法が無いかと思案しておりましたが、割と手軽に出来る方法を思い立ちました。
私は、CINEMA50を使っているのですが、確かこれにはMulti Ch Stereoというモードがあり、全てのスピーカーを(ちょうどカーステレオみたいに)ステレオで鳴らすモードだったかと・・・センター系(C、HC、VOG)は左右Mixのモノーラルかな?)。
このモードにして、3800以降のデノマラ機種で私の様にハイトスピーカーを内蔵アンプで鳴らしている方なら、パワーアンプをchごとに切り離せますので、外部アンプをオフにして、全てのチャンネルを『スピーカー+プリアンプ』から『プリアンプ』にきりかえて内蔵パワーアンプをオフにし、その後聴きたいchのみ(たとえばフロントハイトのみとか・・・)を『スピーカー+プリアンプ』にすれば、選んだフロントハイトからステレオ再生されます。
これで、フロントハイトのみパワーアンプオンに、、、、
この方法で、まずフロントハイト(A120)2ch再生、次にサラウンドハイト(Control1)2ch再生、VOG+HC(だんすぴ+Control1)、更にサラウンド(Victor SX-V1)、最後に外部アンプをオンにしてLCRのフロント群(アルテックホーンとJBLホーン)再生をして比較しました。
確かにDirac Liveキャリブレーションのスイープ音での各スピーカーの聴き比べは常々行っていますが、音楽再生での比較というのは初めてです。
いろいろなソースを聴いてみたのですが、想像していたよりも音色の差は少なく、(かけたコストを勘案すると(笑))割とそれぞれの2chもそれなりに聴こえ、まずまずかと思いましたが、サラウンドハイトの低域が足りないことが判明してしまいました(汗)。
久々にDirac Liveキャリブレーションをおこなったので、試聴の復習として波形を確認すると、
サラウンドハイトは
62Hz設定で、実際に50Hzくらいまで、
それに対してフロントハイトは
Dirac Liveのデフォルト(?)のターゲットカーブによって、かなり低域が持ち上げられているのでこれが聴感に及ぼす影響も大きいと思いますが、44Hzくらいまで伸びています。
ちなみにHCは
サラウンドハイトと同じControl1ですが、ウーファーが特製のケブラーのせいか(笑)、
あるいは壁で囲まれて低域を増強された設置環境のせいか、少し伸びていますね。
とりあえず、サラウンドハイトの力不足が明らかになりましたので、次はサラウンドハイトの更新を検討しようと思います。