Auro3Dさん邸訪問記 その1(訪問~2chオーディオ編)

先日ついに念願のAuro3Dさん邸を訪問させていただくことが出来ました。

まずは新幹線の駅より赤のオープンカーでご自宅にお送りいただけました。

最近かなり気温は下がってきましたが、暖房をかけていただき、私は半袖でしたが寒くなく快適な夜のオープンドライブを楽しませていただきました。

到着時には真っ暗になっておりましたので、すぐには外観は拝見出来なかったのですが、一歩踏み入るとまさにオーディオ愛好家の隠れ家という感じで、ワクワクしました。

これまでお写真で拝見して見慣れていたAuro-3Dシステムを目の当たりにして圧倒されました(余りにも何度もお写真を拝見していたので、むしろなんとなく懐かしい感じが(笑))。


到着直後はちょっとした?電源トラブルがあったのですが無事復旧でき、Auro-3Dにつきましては翌日本格的にお聴かせていただくという事で、ウォームアップを兼ねてまずは食事と飲物をいただきながら、まずはBGM代わりに、、、という事でSonusのAmator

www.noahcorporation.com

による2chシステムを聴かせていただきました。

アンプは管球式のOctaveのKT120プッシュプルアンプV70クラスA(すみません間違ってたとのことで修正させていただきました(汗))。

www.fuhlen.jp

 

初めは普段デフォルトの間隔広め、ややLPから距離を取ったポジションでお聴かせいただいていたのですが、実はもっとニアフィールドの方が実力を発揮できると言うことで、わざわざソファーなどを移動して、2m弱の正三角形ポジションを作っていただき、じっくりと聴かせていただきました。

近接ポジションでは左右のSP間(内振り無し)の間にもみっちりと音が詰まっており、全く中抜け間はありませんでしたし、SP外側にも広く拡がっていました。
さすがにブックシェルフの最高峰だけあって、最新設計の管球式アンプと相まって素晴らしい音楽を聴くことが出来ました。
私は半世紀前の古典的な管球式アンプしか使っていないのですが、現代的で解像度も高くそれでいて心地よく音楽に没入出来るシステムだと感じました。
180mmウーファーとは思えない迫力の低音で、SW無しでも全く不足は感じませんでした。

先日体験させていただいたx1おやじさん邸の、大型システムによるハイエンドはさすがに素晴らしく、大きな衝撃を受けましたが、ニアフィールドで前のめりになって聴けるコンパクトなシステムもよいですね。
Auro3Dさんも『こういったこじんまりとした箱庭的な世界もいいでしょ?』と言っておられましたが、私的にはこれまで知るコンパクトブックシェルフから想像できる世界を遙かに上回る拡がり感に圧倒されました。

機材の素晴らしさもさることながら、なんでなんでしょうね?とお二人でお話ししたのですが、やはりこの贅沢な空間がよいのじゃ無いか?とAuro3Dさんはおっしゃってました。
なるほど、大概の箱庭システムでは部屋そのものも狭く、SPと壁がかなり近接していますが、ここでは周囲の壁と十分な距離が取られており、またLPの後方にも広い空間が拡がっています。
普通なら大型SPを壁に寄せておきたくなる空間の中央だけを非常に贅沢に使っているのがよいのかな?と感じました。