Tomy さんのロケットシアターにお邪魔しました(^^)/

先日、Auro3Dさんにお誘いいただき、Tomyさんのお宅にいっしょにお邪魔させていただきました。

OFF会は初めてでしたので、少し緊張しましたが、Tomyさんが非常に念入りに準備を進めていただき、とても楽しく過ごさせていただきました。

Phil Mでご紹介されている『ロケットシアター』でAuro-3DとAuro-Maticを聴かせていただきました。

philm-community.com

 

すみません(´д`)
あまりにワインを飲み過ぎて(笑)写真を撮らせていただくのをすっかり取り忘れてしまったので、上の引用記事のお写真を参考にしてください。


今回訪問時は更にJETタイプ(?)のスーパーツィーターが追加されていました。
日々進化しているそうです。

わたしはサラウンド駆け出しですが、TomyさんはAuro-3Dファンとしては数少ない(?)ジャズ好きと言うことで、とても参考になりました(また良い音源を教えてください!!)。

 

まずは、システムがインテリア的にも非常にきれいに仕上げられているのに感心しました。

スピーカーの固定にも数々のDIYの工夫をされており、配線材も特製のシール材を使って隠したり、スピーカーケーブルを壁裏を通すなど手を尽くしておられるので、常時批判を浴びているうちと違って(汗)これはきっと、ご家族もとてもご満足だろう(笑)と感じました。

 

サウンドの方ですが、まず我が家と顕著に異なるのがド迫力の密閉型サブウーファーで、我が家ではとても考えられない圧倒的な低音に驚きました。最初のジョージベンソンではフュージョンの音の作り込みで少し過多な感じがしましたが、その後のジャズセッションではとても自然に感じられ、音楽を聴く限りはどこでサブウーファーが鳴っているのか全く解らない(実はLPの左後ろに設置されていたのですが、音を聴いただけでは全く位置が特定出来ませんでした)絶妙のセッティングをされている印象を受けました。

自宅で聴くレベルのピーク60dBくらい位の音量でも聴かせていただいたのですが、システムの全体的なサイズからは想像できない豊かな低音でした。Dirac Liveの最新のBass Managementをされているそうです。

同席されていたkawausoさんはご自宅に4台のサブウーファーを設置されているとのですが、こちらも指向性モードを使用せず、全体の低音の量と質や拡がりを向上させるために使っておられるとお聴きしました。

サブウーファーの位置についてはAuro3Dさんが持ち込まれたAuro-3D native 音源(貴重な音を聞かせていただきました!!ありがとうございます!)の花火ではさすがに低音の成分が多いため、左後ろで低音が出ている事が解りましたが、音楽再生では1本で見事にチューニングされていると感じました。動画の戦車などの砲撃音も全く破綻することなく(普通の映画館以上の音量が出ていたと思います)、驚嘆しました(これ以上音量レベルがあがると私が破綻していたかも知れません(笑))。


うちのアルテックとどう違うのかと言う宿題(笑)をいただいておりましたので、帰宅後も類似の音源を自宅で聴いてロケットシアターの音を思い出しながら復習しました(笑)。


まず自宅ではもちろんサブウーファーが無く、低音の量感などは全然無いので、自宅に帰るとモードが変わる(小音量モード(笑))のか、ウーファーからかすかに出ている低音を拾って頭のなかで増幅している感じです(汗)。

問題の音像型か、音場型かという話題ですが、うちの場合はLCRが古いホーンツィーターですので、カテゴリー的には完全に音像型という事になると思うのですが、この構成では特に小音量ではやはりブラスなどが耳に入って来やすい(指向性?)のかなと思いました。特に夜間などによく聴いているピーク40~50dB程度の小音量時にブラスセッションが喰いついてくる感じ(笑)は独特のものだと再認識しましたが、逆に中音量以上でのTomy邸のブラスは音離れも素晴らしく、やはり本来はある程度の音量が必要なのかと感じました。

音像型では音が前に出てくるということがよく言われていますが(多分ウチもその部類です)、音場型のTomy邸ではクラシカルなステージはスピーカーの後方に拡がった感じがしましたが、ジャズのセッションではグッと前に出てくる感じがあり、それぞれのソースの味を引き出している印象を受けました。

パーカッションについてもウチの場合は軽量コーンからカツンと出てくる紙臭い低音が主体になるのですが、そこは現代のシステムでTomy邸では力強さを感じました。こちらもFCRのウーファーとサブウーファーがシンクロしているので、メインの小口径ウーファーを感じさせないスケール感があると思いました。

以上特に音色については全くもって主観的、情緒的表現であるのが申し訳無いですが(汗)、私の感想です。

正直こちらについてはまだ聴き込み不足と思いますので、是非また機会をいただければゆっくりとジャズ音源を聴かせていただきたいと願います。

あとは、Auro-3DのNative音源ではやはり全てのスピーカーのウーファー径とツィーターの種類が揃っている利点と理想的な配置の影響と思いますが、我が家より特に側面ー後方への拡がり感というか包まれ感を強く感じました。

Auro3Dさんが持参されたこれまた非常に貴重なマリンバのNative音源もとても感銘を受けました。ただ、Auro3Dさんが言われるには、やはりHC+VOGが加わるともっとすごいとのことで、こちらに関してはまた是非聴かせていただきたいと願っています。欲望には限りがありませんね(笑)。

どうしても我が家はLRに比較して周囲のSPが力不足なので、フロント偏重的(というか他軽視的(汗))な2chプラスα的な音場であることを再認識しましたので、ここはやはり他のスピーカーのグレードアップ(Tomy邸ではサラウンドもかなり強力に低音を発していた(笑)様に感じたので我が家もここからかな?)が今後の課題だと感じました。 

皆様とのお話でもありましたが、やはりスピーカーの種類を揃えることも大切だと感じましたのでウチはまずはサラウンドへのホーンスピーカー導入をなんとか考えてみようと思いました。

Tomy邸ではフロントハイトについても16cm(?)のシステムでしたが、低音がしっかりでいて低音域を含めた音場が高く拡がっている印象でした。特にTomyさん設定のデフォルトではハイトをローカットされずにフルレンジで鳴らしておられ、Base managementはかけておられない(ハイトの低域成分はサブウーファーではなくハイトスピーカーだけから出ている)ことからもかなりの低音がハイト群から出ているのだなと思いました。

最後になりますが、kawausoさんがおっしゃっていましたが、今回私もはじめて体験したフロントワイドですが、オン・オフでかなり変わる音源があると私も思いました。小さなスピーカーですが効果は大きい様に思いました。聴く曲や気分によって使い分けると楽しいかなと感じました。

いずれにしましても、あっという間に時間が経過してしまい、非常に名残惜しい感じでTomy邸を後にすることになりました(駅までの送り迎えも本当にありがとうございました)。

 

是非またゆっくりとジャズのお話をきかせていただければと思います。