Dirac Live 測定データー 格安マルチ化したセンター編

以前の記事にも書きましたが、これまでセンターは、ホーンツィーターに6dB/Octのハイパスフィルターのコンデンサーを付けただけの簡易的なもの(ウーファーは直結でネットワーク無し)となっており、周波数特性も適当で、Dirac Live調整にお任せでした。

 

そこで、今回はちゃんとネットワークをやろうと言うことで、余っていた、いつもの安物チャンデバとPAアンプを使って、マルチ化をやってみました。

 

 

クロスは最初、標準の1200Hzに設定して、実際に聴いてみて色々試してみましたが、最終的にやはりこの値が無難かと思いました。

レベルについては、センターだけからイコライジングしない状態で音楽を再生して、聴感で合わせました。

センター単体で聴くと残念ながら正直あまり良い音では無いのですが(´д`)、そのままDirac Liveでチューニングをやりました。

前回の結果と同じで、70-120Hzあたりに大きな谷がありますが、ちゃんと24dB/Octで上下デバイドして、ツィーターレベルも下げたせいか、そこは無視してなんとか調整してくれるらしく(笑)、推奨調整範囲は37~13KHzとなりました。

しかしさすがに、とてもここまで低域が出ている様には聞こえません。

Dirac Liveチューニング後も正直あまりHIFI的な音は出てない感じです。

 

ただ、センターをマルチ化して厚みが増えたので、センターハイトの厚みの呪縛(笑)から少し開放され、音像が少し下げられてもとの位置に戻ったような気がしてます。


しかしやはりアンプが安物なので、CINEMA50の内蔵アンプと比べても大分音のグレードも下げられた感じ(笑)がしますので、今後の改善が新たな課題となりました。

 

さすがにウーファー(¥3,600(笑))のアップグレードは必要かなと考えています。

ユニット自体のアップグレードもさることながら、やはり箱が小さいので次のユニットはスコーカー〜ミッドバス扱いにして、なんとかスペースに収まるちゃんとした25~30cmクラスのウーファーを別途追加して、3WAYにした方がよいかなとも考えています。

あと、センターだけでもパワーアンプをアップグレードしたいなあ、、、

 

いずれにせよ、満足できるセンタースピーカー設置までの道はまだまだ遠そうです、、、