2007.10-002仙台 40mm / F3.5 Tessar - Rollei 35 Singapole 1971-1974 ローライ35 シンガポール製 テッサー

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しつこくテッサーが続きますが、たまたまです(^^;)。
先日仙台に出張に行ってきたのですが、荷物を少なくしたいのでいつもならGR1一台だけなのですが、ブログ用の写真をついでに撮りたかったため、もう1台と思いました。
荷造りしながら迷っていましたが、今回はあまりチャンスが無いかも知れないし使えない可能性も高いと言うことで(^^;)できるだけ軽い物をと思い久々にローライ35を持ち出しました。

機材のこと-2でも書きましたが、
http://blogs.yahoo.co.jp/keik0320/878232.html

ローライ35は私のアンチ1眼志向の根底になったカメラで、写真部時代に軒並み一眼を使っている(あたりまえか)部員の中でただ一人、新品半額投げ売りのローライ35TEを買ってメインカメラとして使っていました。

実はこの原機は10年ほど前に友人の結婚祝いにあげてしまったので、その後手に入れた35S(ゾナー Sonner)を主に使っていました。ですから暫くテッサーは使っていなかったのですが、2ヶ月ほど前にたまたま価格コムでこの話を思い出し、オークションを見ているとかなりお手軽な無印ブラックが・・・ブラックも欲しかったですし結局入札し、競争もそこそこでなかなかお値打ちに譲って頂きました。

早速テストしてみるとさすがに解放時から画面のかなり隅まで結像し、F5.6位まではゾナーに勝っていました(^^;)。ゾナーにはゾナーのよさがありますが、テッサーは風景中心のスナップならあまり絞り値で像が変化せず使いやすい印象でした。

今回はこれをとりあえず持ち出しました。

2時間ほど時間が空きましたので、東北大学の植物園の中や仙台城跡などを汗をかきかき(^^;)歩いてぽつぽつと撮影出来ました。


木々の写真ばかりで申し訳ないのですが(^^;)、コーティングが施された新しいテッサーのため、逆光にもまずまず対応出来、とにかくシャープで色乗りもしっかりしています。ただ光のにじみが少し古さを感じさせますがある程度仕方ないかと思われます。
後方のボケ味は背景によっては少しすっきりしません(F4-5.6と思います・写真3)。
やや古風な雰囲気を残しますが、誰が見ても解りやすく『綺麗に写る』レンズであることは間違いなく、スナップなどにはとても有力と思います。
森林の暗い中でも、躊躇することなく開放が使えるのはかなりの強みだと思いました。

ただし普段28mmに慣れきっている私には40mmでのスナップがとても難しかったです(^^;)。

そんな訳でGR1の作例も少しこの次にアップしておきます(^^;)。

しつこいと言っておきながら、テッサーシリーズはまだまだ続きます(^^;)。
戦後のテッサー CarlZeiss 50/3.5・OptonZeiss 45/2.8・CarlZeiss 50/2.8 (いずれもコーティッド)などなど・・・(^^;)、単体レンズでは無く一体型カメラですが・・・(^^;)。