機材のこと-4 ヤシカエレクトロ35CCN とその他の普及型国産コンパクトレンジファインダーカメラ達
これまで私はコンパクトカメラやレンジファインダーカメラが大好きであると書いてきましたが、
『最愛のGR1 とレンジファインダー 』
http://blogs.yahoo.co.jp/keik0320/878232.html
『フィルムコンパクトカメラの意義』
http://blogs.yahoo.co.jp/keik0320/1754619.html
そこで無視できないのが60年代から70年代にかけ普及機として広まった国産レンジファインダーカメラです。このころの一般人が我が家のカメラというとほとんどこのタイプで、写真に凝った人が一眼やレンズ交換式のレンジファインダーを使っていた時代です。
勿論レンズ固定、ほとんどが露出オートのカメラ(ピントは合わせなければなりませんが・・・)です。またコンパクトと言ってもほとんどのカメラが500-600gありますので現代の基準ではコンパクトと言えないかも知れません(^^;)。
たまたまオークションでヤシカエレクトロ35CCNを\3,000程で入手したのですが、少し手入れをして試写してみるとこれが驚くべき高性能だったのです。
写真は例によって旅行用に銘柄を黒ビニテで隠しています(^^;)。ヤシカさんごめんなさい(^^;)。
ライカファンの間でも有名なMSオプティカル(宮崎光学研究所)は色々なクラシックカメラのレンズをライカマウントに改造してくれるのですが、近年ではこれらの国産普及型カメラのレンズ改造を行うようになってきました(ただしレンズの原価(カメラの値段)の10~20倍ほどの改造費がかかりますが・・・(^^;))。
これは宮崎氏が、こういった国産普及型カメラに搭載されたレンズの性能を見直しておられる結果なのですが、確かに実際使ってみると凄くよいのです。後述のミノルタハイマチックEの40/1.7レンズなどは同時期のライカCL(Leica CL)用のミノルタ製ズミクロンC40/2を凌ぐとおっしゃっていますので、大変なコストパフォーマンスです。
http://www.msoptical.com/modules/weblog/index.php?cat_id=12&start=5
35CCNは2枚の特殊な形状の絞りなので、『ボケ味が・・・』と敬遠される傾向にありますが、絞り優先でかなり意図を反映させることが出来ます(シャッター速度は解らないですが・・・)から、開放で使えばボケを生かすことも出来るのではないかと思います。
まあ素人目にはあまり気にならないレベルです。私もメカ的には絞り形状にこだわってみたいタイプですが、この35CCNにせよ、GR10にせよ、スナップに使うのにあまり実害はないと感じています。
フィルム巻き上げは頼りないほどに軽く(ライカなどのフォーカルプレーンシャッターに慣れていると本当にこの軽さでちゃんと一コマ進んでいるのかと不安に感じます(^^;))、かつシャッターセットの『パチン』という音が小さくしますが、そう悪い感覚でもありません。また当然電子式レンズシャッターのシャッター音は静かです。
レンズそのものも、真偽のほどははっきりしませんが、富岡光学生産(京セラの国産コンタックスレンズ生産)とのことですし、マニアックなブランド志向(^^;)も満たします。
スペックも35mmでF1.8とかなり明るいですから(しかも私の好きなガウスタイプ(^^;))同じ様なレンズをライカマウントで買ったら大変高価になってしまいます。
今、ネガを我が家で捜索中(^^;)なのですが、ポーランドに行った時の写真をこのカメラで撮りましたので、またアップします。
その他の安価な人気薄カメラとしての(^^;)お勧めとしては、プログラムオートで絞りのコントロールは出来ませんが、ミノルタハイマチックE(写真1枚目)があります。
これは上述の高性能レンズですので、実質撮れる写真がライカCL+40mm標準レンズとそう変わらないのであればどえらいコストパフォーマンスです(^^;)。実際に比較したことはありませんが・・・(^^;)。少しだけハイマチックEの方が大きいです。価格は20~30倍ほどの開きがあります(^^;)。
このカメラの気に入っているところはシャッター音です。
電子制御のはずですが、機械式のレンズシャッターの様な『ジュワッ』といった感じの音がします。それも飛び抜けて静かです。ライカとはまた違った快感があります(^^;)。ストロークが大きいのが残念ですが、価格を考えると仕方ないでしょう(^^;)。
これらは人気があまり無いので非常に安く手にはいると思います。
その他、人気機種をはずして(^^;)入手したカメラはヤシカエレクトロ35GX(ヤシカは一般的に人気低く安い・コンパクトで絞り優先40/1.7)、オリンパス35DC(プログラムオート40/1.7)キャノネットQL17-L(シャッター速度優先40/1.7)・・・などがあります。
いずれも現代でも充分実用になるすばらしいレンズ(しかもかなり明るい)を搭載しています。私はこれらを全て\3,000-5,000ほどで手に入れましたが、全くすばらしい写りです。
ファインダーはさすがにライカなどと比べる訳にはいきませんが、ちゃんと掃除しておけば創作意欲をそいでしまうほどひどい物ではありません(^^;)。わりきりと慣れで私的には何とかなるレベルだと思います。
レンジファインダー機をちょっと使ってみたいなと思う人にもお勧めです。
きっとその写りにびっくりされると思いますよ\(^o^)/。
これらのカメラについてとても参考になるHPがあります。
本当に多くの機種があり、見ているだけでも楽しいですよ。
http://homepage1.nifty.com/fukucame/
『最愛のGR1 とレンジファインダー 』
http://blogs.yahoo.co.jp/keik0320/878232.html
『フィルムコンパクトカメラの意義』
http://blogs.yahoo.co.jp/keik0320/1754619.html
そこで無視できないのが60年代から70年代にかけ普及機として広まった国産レンジファインダーカメラです。このころの一般人が我が家のカメラというとほとんどこのタイプで、写真に凝った人が一眼やレンズ交換式のレンジファインダーを使っていた時代です。
勿論レンズ固定、ほとんどが露出オートのカメラ(ピントは合わせなければなりませんが・・・)です。またコンパクトと言ってもほとんどのカメラが500-600gありますので現代の基準ではコンパクトと言えないかも知れません(^^;)。
たまたまオークションでヤシカエレクトロ35CCNを\3,000程で入手したのですが、少し手入れをして試写してみるとこれが驚くべき高性能だったのです。
写真は例によって旅行用に銘柄を黒ビニテで隠しています(^^;)。ヤシカさんごめんなさい(^^;)。
ライカファンの間でも有名なMSオプティカル(宮崎光学研究所)は色々なクラシックカメラのレンズをライカマウントに改造してくれるのですが、近年ではこれらの国産普及型カメラのレンズ改造を行うようになってきました(ただしレンズの原価(カメラの値段)の10~20倍ほどの改造費がかかりますが・・・(^^;))。
これは宮崎氏が、こういった国産普及型カメラに搭載されたレンズの性能を見直しておられる結果なのですが、確かに実際使ってみると凄くよいのです。後述のミノルタハイマチックEの40/1.7レンズなどは同時期のライカCL(Leica CL)用のミノルタ製ズミクロンC40/2を凌ぐとおっしゃっていますので、大変なコストパフォーマンスです。
http://www.msoptical.com/modules/weblog/index.php?cat_id=12&start=5
35CCNは2枚の特殊な形状の絞りなので、『ボケ味が・・・』と敬遠される傾向にありますが、絞り優先でかなり意図を反映させることが出来ます(シャッター速度は解らないですが・・・)から、開放で使えばボケを生かすことも出来るのではないかと思います。
まあ素人目にはあまり気にならないレベルです。私もメカ的には絞り形状にこだわってみたいタイプですが、この35CCNにせよ、GR10にせよ、スナップに使うのにあまり実害はないと感じています。
フィルム巻き上げは頼りないほどに軽く(ライカなどのフォーカルプレーンシャッターに慣れていると本当にこの軽さでちゃんと一コマ進んでいるのかと不安に感じます(^^;))、かつシャッターセットの『パチン』という音が小さくしますが、そう悪い感覚でもありません。また当然電子式レンズシャッターのシャッター音は静かです。
レンズそのものも、真偽のほどははっきりしませんが、富岡光学生産(京セラの国産コンタックスレンズ生産)とのことですし、マニアックなブランド志向(^^;)も満たします。
スペックも35mmでF1.8とかなり明るいですから(しかも私の好きなガウスタイプ(^^;))同じ様なレンズをライカマウントで買ったら大変高価になってしまいます。
今、ネガを我が家で捜索中(^^;)なのですが、ポーランドに行った時の写真をこのカメラで撮りましたので、またアップします。
その他の安価な人気薄カメラとしての(^^;)お勧めとしては、プログラムオートで絞りのコントロールは出来ませんが、ミノルタハイマチックE(写真1枚目)があります。
これは上述の高性能レンズですので、実質撮れる写真がライカCL+40mm標準レンズとそう変わらないのであればどえらいコストパフォーマンスです(^^;)。実際に比較したことはありませんが・・・(^^;)。少しだけハイマチックEの方が大きいです。価格は20~30倍ほどの開きがあります(^^;)。
このカメラの気に入っているところはシャッター音です。
電子制御のはずですが、機械式のレンズシャッターの様な『ジュワッ』といった感じの音がします。それも飛び抜けて静かです。ライカとはまた違った快感があります(^^;)。ストロークが大きいのが残念ですが、価格を考えると仕方ないでしょう(^^;)。
これらは人気があまり無いので非常に安く手にはいると思います。
その他、人気機種をはずして(^^;)入手したカメラはヤシカエレクトロ35GX(ヤシカは一般的に人気低く安い・コンパクトで絞り優先40/1.7)、オリンパス35DC(プログラムオート40/1.7)キャノネットQL17-L(シャッター速度優先40/1.7)・・・などがあります。
いずれも現代でも充分実用になるすばらしいレンズ(しかもかなり明るい)を搭載しています。私はこれらを全て\3,000-5,000ほどで手に入れましたが、全くすばらしい写りです。
ファインダーはさすがにライカなどと比べる訳にはいきませんが、ちゃんと掃除しておけば創作意欲をそいでしまうほどひどい物ではありません(^^;)。わりきりと慣れで私的には何とかなるレベルだと思います。
レンジファインダー機をちょっと使ってみたいなと思う人にもお勧めです。
きっとその写りにびっくりされると思いますよ\(^o^)/。
これらのカメラについてとても参考になるHPがあります。
本当に多くの機種があり、見ているだけでも楽しいですよ。
http://homepage1.nifty.com/fukucame/