2007.8-001 安曇野 ホロゴンで家族旅行スナップ\(^o^)/G Hologon 16mm

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安曇野まで家族で二泊三日のお出かけに行ってきました。

今回の装備はいつものGR1にホロゴンHologon 16mm(+G1)それにF31fdを組み合わせました。

滞在型のお出かけだったので、写真を撮る機会はやや少なかったですが、G1はホロゴンだけと言う強気(^^;)の装備でしたので、風景はもとよりG1によるスナップも全てホロゴンで撮ることになりました。
あまりこういう使い方をする人もいないと思うので、ホロゴンでスナップするとどんな具合かと言うことで書いてみました(^^;)。

まず、レンズ保護の事も考えセンターフィルターを常用しますので、絞りはF16固定となり少し暗くなるとかなり厳しいです。ASA400のフィルムでも日陰などに入ると容易にシャッター速度が1/15~1/30程度となり、ぶれやすいのが困りものでした。しかし時々おもしろい動きの効果が出ました。

あともう一つ困ったのは外部測光の露出計の問題です。
かなり逆光でも何枚か撮りましたが、日光が受光部に当たると容易にシャッター速度が上がってしまってアンダーとなります。
この様な条件ではマニュアルで撮らざるを得ません。
あまりオートはアテにならない印象でした。
この辺は当たり前とはいえ、SWH(コシナ・スーパーワイドヘリアー)15mm+ベッサLのTTLの方が信頼性が高いですね。


今回スナップに使って新しく発見したことは、通常超広角では被写体にしっかり寄らないと力のある写真にならないのですが、引き気味の写真もなかなかおもしろいと言うことです。
子供が画面の中で小さく豆粒の様に写っている写真がありますが、周囲の雰囲気を取り込んだ写真になっているのが意外でした。


これは一体どういう事かを考察してみましたが(そんなたいそうな物ではないですが(^^;))、つまりは心に残っているシーンが再現された様に感じたのです。普段は子供を見つめているとその部分だけを拡大して見ているように感じますが、実はその周りの風景も結構見えている様です。望遠レンズで撮影すると確かに子供は画面一杯に写るのですが、目的通りのシーンの切り取りになります。一方ホロゴンで子供が中心に小さく写っている写真を見ているといつの間にか子供に神経が集中しつつも、周りの風景と一体化した臨場感が出てきます。
結果として小さく写っている子供に動きが感じられるような気がするのです。
これは今回引き気味の写真を撮ってみて初めて気づいたことです。

どうもうまく表現できませんが、私にとってはおもしろい発見でした。

画面からそれを感じて頂くことが出来れば、ホロゴンによるスナップも意外とおもしろいと思われるのでは無いでしょうか?

それと画面の真ん中に被写体がある限り思ったほどひずまないのも結構スナップとして使いやすいレンズかなと感じた点です(11枚目では50~70cmまで近づいています)。

レンズテスト用に完全逆光の1枚(7枚目)を含め風景の写真も入れています。
全てセンターフィルター使用です。