2007-11-003 京都 35mm / F3.5 Leitz Summaron L mount - 1950年 ライツ・ズマロン Lマウント

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私にとって初めてのライツ純正レンズでした。

35mmレンズとしては数も多くお手頃ですので、このレンズに狙いをつけて色々物色していました。

ちょうどその頃たまたま学会で行ったハンブルグで、小さなカメラ屋さんを見かけ入ってみる事にしました。『ライカスクリューマウントの35mmはないか』と聞いてみると今はこれしかないと出してきたのがこのズマロンでした。本体はやつれていますが、レンズのエレメントはとても綺麗でした。カメラはGR1しか持っていなかったので、別に展示してある3Fを2台出してもらって一応カムが狂っていない事を確認して、とりあえず店をあとにしました。
その時『うちはあまり在庫がないから他にも行ってみるといいよ』と大きな店を2件紹介してくれ(良心的ですね)、行ってみましたがあまりいい品には出会えませんでした。

結局後日その店に戻ってズマロンを購入しました。当時確か22K円位でしたのでかなりお値打ちでした\(^o^)/。

さて前置きが長くなりましたが、35mmレンズは一体型カメラを含めかなりたくさんあるので、なかなか持ち出す機会がないのですが今回紅葉前の撮影を少ししてみました。

F8-11に絞って使っていますと特に不満もなく、逆にこれでないとダメという個性は無いですが、破綻無く使いやすいレンズと感じました。安心して使える印象です。
レンズ構成の上でも私の好きなガウスタイプなので精神衛生上もいいです(^^;)。

ちょっとエルマーよりは嵩張りますが、バルナックには非常にマッチしたデザインです(当たり前ですが(^^;))。

作例はミノルタCLEに着けて撮影したのでフレームが出ず、28mmと40mmの間の『この辺??』と言う感じで撮影したので、締まりが無く申し訳ないです。

お手頃な『本物』ライツレンズ(ブランド志向(^^;))としてはお勧めのレンズです。