Dirac Live測定データー センタースピーカー編

トリはセンタースピーカーです。

 

というのは、まだ思いつきでいい加減に(汗)導入しただけなので問題山積だからです。

とりあえず、5ch動画の台詞を聞きやすくするために、最初センターには、手持ちで余っているJBL S50

JBL S50の仕様

を持ってきましたが、これもソフトドームの前にホーンを付けただけの、なんちゃってホーン(ホーンの材質はA120とは違って厚手の金属で出来ており随分立派ではあります)ですのでコンプレッションドライバーのホーンで力のあるフロントシステムにはさすがに力不足でした。

今は職場のサラウンドとして活躍してます。

フロントがアルテックの1インチコンプレッションドライバーなので、出来れば同時代の物を持ってきたい・・・

そこで思いついたのは寝室でJBL4312Cのウーファーとマルチを組んでランサーモドキ(笑)、

JBL L101 Lancerの仕様 (これのモドキです。ウーファーは35.5 → 30cmと小さくなります・・・(汗))

で使っていた、JBL 175DLHです。

JBL LE175/LE175DLHの仕様

これなら、アルテックに負けないだろうとおもいますが、問題は組み合わせるウーファーです。

 

スペースを考えると20cmは無理で、最大では16cmくらい。

そこでお値段なんと3,600円(ケタ間違ってませんよ(笑))のPA用の16cmウーファーをもってきました。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/24859/

到着してみると意外に、マグネットもデカイし、フレームもなんとダイキャストで、ペラペラの鉄板フレームじゃ無いかなり立派な造りです。しかしPA用、ハードエッジでコーンも軽いですので重厚な音は出ません。

箱はどうしたかというと、これまた徹底的にコストにこだわり(笑)、当時2,800円/ペアの アマゾンの

Amazon.co.jp: Oikabio シングル6.5インチスピーカーボックスユニバーサルシールドスピーカーボックスカースピーカーボックスカーミュージックペア用カーサブウーファーボックス : 車&バイク

これを入手。

10日ほど待っていると、海を渡って中国から国際便で届きました。

この箱を二個イチにして、容量を稼ぎ、

左は大きさ比較用のS50です。




とりあえず(とりあえずばかりですが(汗))コンデンサーでハイパスフィルターだけかませて設置しました。

あとはDSPに補正に一任しますが(笑)、

問題の測定結果は、

 

さすがに下は200までしか出てません((汗)、まあ上も13KHzまでなのですが(笑))。

 

しかしスピーチレンジの拡大が一つの目標でしたので、これについては達成しました。これまで5chで聞こえにくかったセンターからの台詞は格段によく聞こえる様になりました。

さすがに音楽用に使うにはやはりもっと下が欲しいです。

これは一つはツィーターレベルが高すぎるので相対的に低域不足という面もあり、多分このカーブを見てるともう少しクロスオーバーを高くして、ツィーターをアッテネーターで10dBほど下げるとバランスがとれそうです。

 

とりあえず、現在は強引にDirac Liveで補正して80Hz程度まで下げていますが、さすがに無理があるので、次の段階ではまずデバイダでマルチアンプにしてネットワークをちゃんとやり、その次の段階ではセンター専用の小さなサブウーファー(フロントが40Hz程度なので、多分40~200Hzぐらいがカバー出来る、8-10インチクラスの前面型バスレフでよいと思っていますが、、、)を増設しようと目論んでいます(デバイダにサブウーファーのコントローラーが内蔵されているので)。