2007-12-003 京都 Ektar 100mm / F 3.5  Kodak Medalist I  1945年製 コダックメダリストI エクター

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以前から気になっていたメダリストを手にしたのは3年ほど前で当初ちょこちょこ使ってみたのですが、どうしても汎用カメラという訳には行きません。

このブログをきっかけに普段あまり使っていない機材を持ちだしていますが、ブローニー版もその一つです。先日娘の七五三でデジ1、コンデジコンタックスG2、GR1、セミイコンタ、そしてこのメダリストと久々に気合いを入れて準備しましたが、結果はフィルム軍惨敗(^^;)。あまりの慌ただしさに結局デジ1の一人勝ちでした(^^;)。

1.4kgもある(^^;)このメダリストも1枚も撮影することなく終わってしまいました(^^;)。


せっかくフィルムを詰めたので先日持ち出しました。とはいえ、古い620フィルムのスプールで、6X9版ですから8枚しか撮れません。
とてもフィールドでフィルムチャージをする気になれないカメラなので8枚で勝負です(笑)。しかし結果的にはここに出した3枚くらいが辛うじてお出し出来るレベルでした(^^;)。

久々のASA100フィルムで手ぶれが嫌だったので、F5.6-8と言うこのレンズにとってはかなり厳しい条件で撮りました。F5.6でも被写界深度がかなり狭く少し手前の紅葉も容易にぼけました(^^;)。風が強かったので、風に揺れる葉も被写体ブレを起こしています。

さて、ポジの上がりを見てルーペで目を皿の様にして(笑)見ましたが、画面の隅までシャープです。片ボケもなさそうです。フレアーはそれなりに出ますが、私的にはこれも含めて楽しめます。伝説的なレンズのようですが、まだまだ私にはその実力は解りません。

今回はじめて手持ちのフラットスキャナーを使ってお任せモードで自家スキャンしてみましたが(写真屋さんスキャンは高すぎますので(^^;))、やっぱり6X9版のポジの雰囲気をスキャン画像でお伝えするのは困難です。
頑張って使いこなせる様になったらプリントしてもらおうと思いますがしばらくはルーペで楽しみます。


カメラそのものは、上に述べましたが、1.4kgとかなり重いのですが、6X9版である事を考えると相当コンパクトです。
ダブルヘリコイドのレンズを沈胴させると肩にストラップが食い込みますが(^^;)、最近の中級クラスデジ1+F2.8クラスのそこそこ明るいズームに比べてもむしろ嵩張りません。

参考にM3とのツーショットもあげておきました。結構小さいとおわかり頂けると思います。
システム的にも私の大好きなレンジファインダーです。
このファインダーは上下像一致と言う少し変わった構造ですが(35mmならカラートやWerraなど)明るく使いやすいです。
これをきっかけに頑張って持ち出そうと思います。
もう少し自分を鍛えれば子供スナップにでも使えないかなと思うのですが、デジ1の連写に慣れた私には撮影枚数を8枚に絞る事を含め相当のリハビリが必要です(笑)。


フィルムは富士のPROVIA 100です。
ホントはエクタクロームとの組み合わせが最高だったらしいですが・・・(涙)。